須坂市の市街地にある平成2年に建設した賃貸アパートがありました。一つの階に1DK6室2階立て、全部で12室の賃貸アパートでありました。
1DKは供給過剰であり、しばしば空き室が発生し、修繕費もかかる為に借入金が今だ2000万円ありまして、築年数が古くなり、一時期全て空いていた事もあり、困ったオーナーから相談を受けました。
平成2年に建設
借入金残額2000万円
家賃収入万円210万円
借入金が多くて築年数が、築年数が古くてしかも1Kで供給過剰であり、空き室が多く現在も6室空いており、修繕費も嵩む賃貸アパートの経営は大変赤字である点等を鑑みて、任意売却を勧めました。
固定資産税もかかり、今後修繕費はさらにかかることや、近くに新しいアパートが毎年何棟か建設されて競争力が大変落ちている事、近くに建築されている1Kも空き室が目立ってきている等を説明した結果、任意売却をする事を決定致しました。
任意売却のポイント
@ 現状のままで入居者が入っている状況のままで売却する
A なるべくペット可等にしてもいいので、入居者を入れて空き室をすくなくする。
B 清掃をきちんとして、雲の巣は取り、ポストのチラシ等は常に処分する見た目をよくする。
C 建物を取り壊して、更地にして土地を明け渡すという方法での売却はしない。
D 錆びた手すり等は、オーナー自らペンキ塗り等をしてもらい、費用のかからないようなかたちで見た目をよくする工夫をしてもらう。
E 入居者に協力をいただき、外にタイヤやビール瓶の空きケースやゴミ等を置かないようにして頂く。